現金化コラム

クレジットカード現金化で未成年が現金化調達はできるものなの?

まとまった現金を用意しなければならない、そんな時に友達や身内から調達するあてがなければ、業者からの借り入れを検討するかたも多いですよね。

ですが、残念ながら未成年の場合、日本の今の法律では銀行からも消費者金融業者からも借金をすることが認められていません。

では、借り入れではないクレジットカード現金化は未成年でも行うことができるのでしょうか。

もし申し込めるのであればいざという時の助けになりますよね。

ですが、結論から言えばたとえクレジットカード現金化であっても専門業者で手続きすることはできません。

しかし、全く不可能というわけでもありません。

どういうことなんでしょうか。

借り入れができないのは未成年者取消権が影響

未成年が借り入れ不可なのは、別に業者が意地悪だからというわけではないんです。

社会的責任を負うことができない未成年は個人で契約行為をすることができないので、あらゆる場面で保護者の同意を得なければなりませんよね。

それに、もしこの保護者の同意という点を誤魔化して契約をした場合、未成年であることを理由に契約を無効にすることができるという法律も存在しています。

これは社会経験の浅い未成年を守るための法律とはいえ、契約を結んだ業者としてはたまったものではありません。

金融業者が未成年にお金を貸していたら、残っている借入金の返還こそ求められるものの、使った分には及ばないため貸し倒れになってしまうというリスクがあるんです。

ですから、金融業者の多くは、未成年者であることを理由に契約をしたがりません。

ただ、既婚者の場合には年齢的に成人に達していなくても成年者となり、未成年者取消権を行使できなくなります。

結婚していたら審査が通る可能性が高くなるとも考えられますね。

クレジットカードは18歳から作れるのでは?

一方のクレジットカードは、安定した収入がある18歳から作ることができます。

クレジットカード現金化のメリットは審査が不要であること、カードが本人名義ものであると身分証によって証明できれば手続きできることが売り。

しかも借り入れとは異なる行為なので、未成年でも申し込みが可能であると考えられますよね。

しかし、現金化業者の多くが申し込み可能としているのが20歳以上の成人です。

未成年がお断りされている理由はトラブル防止のため。

クレジットカードを所持している未成年は、社会人もいるもののその多くがアルバイトをしている学生です。

まだ実家暮らしで親のお世話になっているというかたも少なくありませんよね。

にもかかわらず、まとまった現金を用立てできない何かしらの事情があるということで、業者としても警戒せざるを得ません。

万が一トラブルに巻き込まれて不利益を被ることがないように、未成年との取り引きは慎重になってしまうんです。

もちろん、法律上は何も問題ありませんので、年齢制限を設けていない現金化業者も存在しています。

しかし、数少ない対応業者の中からさらに安全性の高い優良業者を探し、好条件で取り引きできるかというとまた別問題です。

買取方式を採用している現金化業やはさらに難しい

リサイクルショップで不用品を買い取ってもらう時も、未成年は必ず保護者の同意書が必要になります。

ここでも問題が1つ。

現金化業者の中には買取方式を採用しているところも少なくありませんが、もし未成年者が取り引き相手なら、買取行為を行う際にこの同意書を用意しなければならなくなってしまうんです。

誰にも内緒で現金調達できるというメリットをなくしてまで、未成年がその準備をして手続きするかというと、ちょっと現実的ではありませんよね。

そもそも、未成年者のクレジットカードは上限額も低く、取り引きの多くが少額です。

業者としてはリターンが少ないのにハイリスクな相手となるため、あまり積極的には関わろうとしないんです。

自分でおこなう現金化なら問題なし

ではやはり、未成年のクレジットカード現金化は難しいのかなと思いますよね。

でも大丈夫。

現金化業者を通さないセルフ現金化なら、未成年でも現金調達ができます。

取り引きが難しければ、すべての工程を自分でやってしまえばいいんです。

方法も簡単。

例えば、クレジットカードを使って高額買取してもらえるブランド品や家電製品を購入して売りに出す、電子マネーやギフト券を購入して換金する、これだけで現金を用意できます。

あまりやりすぎると、カード会社に不正利用を疑われてしまいやすいというデメリットこそありますが、少額ずつ行ったり、頻度が高くならないように注意すれば、いざという時に活用できますよ。

現金化業者への申し込みは難しくなってしまうものの、未成年でもクレジットカードを所持していれば、購入したものを売って現金に換えるという方法で現金化が可能です。

ちょっと手間がかかってしまいますが、業者に個人情報を渡すことなく自分の匙加減で現金化できるのは便利。

返済のことも考慮した上で、計画的に利用してくださいね。